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2017.5.21

final day プラスワン~宮里藍~

<Photo:Chung Sung-Jun/Getty Images>

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)最終日

 宮里藍がさすがの存在感をアピールした。大会最終日は首位と7打差の3アンダー28位タイからのスタートだったが、この日のベストスコアとなる8アンダー64を叩き出し、通算11アンダーの6位タイでフィニッシュ。会場に詰めかけた大ギャラリーを大いに沸かせた。

 大会前のプロアマトーナメントを体調不良で棄権し、その後も咳に悩まされる状態が続いていた。それが3日目にしてやっと復調傾向となり、体調面での準備が整った。1番ホールでいきなりバーディーを奪取。これで完全にスイッチが入った。

 「体調的に良くなったことが一番の要因です。体が軽かったので気持ちの面でも乗せやすかったですし、昨日のラウンド後に父と話してパッティングの修正をして、それが良い結果に繋がりました」。

 圧巻だったのは後半のバックナイン。11番ホールから6連続バーディーを奪った。興味深かったのはその時の宮里の心境だ。一般的にはそういう時は“ゾーンに入った”と表現することが多いが、宮里はそうではない。逆に自分がやるべきことに集中できていたと表現する。

 「ああいうときは気持ち的に逆に先にはいかないので、本当に1つ1つのことに集中できるんです。それが心地良かったですね。バーディーを獲りにいくつもりでは回っていなかったので、自分が打っていく所にしっかり打って、目の前のことをやれていました」。連続バーディーはあくまでも結果で、それを意識するようでは一流にはなれないのだろうと感じさせられる言葉だ。

 また宮里はギャラリーの声援も後押しになったと振り返る。「自分一人ではここまで集中できなかったと思います。たくさんの人に見られているからこその緊張感があって、すごく久しぶりに楽しかったです」。

 宮里は日本の若い選手達に、こういった多くのギャラリーの前でプレーできることを当たり前だと思わないで欲しいと言う。主戦場としているアメリカでは“見られる緊張感”を体験することが少ないのが事実。だからこそ久々に出場する日本での試合を本当に大切に感じ、感謝しながらプレーしているのだ。

 今シーズンは序盤から戦えるという感触がありながら、なかなか結果が出せていなかったが、日本での試合が久々の優勝への起爆剤になるかもしれない。

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