2017.5.24
地元広島県出身の槇谷香が好位置につける
2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第7戦『ダイクレレディースカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が、広島県呉市の呉カントリークラブ(6,280ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目は、濃霧のため1組目が1時間遅れの9時にスタート。14時40分に濃霧のため競技が一時中断し、そのまま天候が回復せず、16時30分にサスペンデッドとなった。ステップアップツアー賞金ランキングトップを走る福山恵梨と広島県出身の槇谷香が9ホールを終え、3アンダーで好位置につけている。(天候:雨 気温:19.4℃ 風速:1.2m/s)
「実家から近いのでスタートが遅れても焦ることもなかった」と9ホールを消化した槇谷香。「昨日は、グリーンが硬くて止まらなかったから、イメージが良くなかったんですけど、雨で止まりやすくなってると思ったので、止まれば何とかなるんじゃないかと思って冷静に1打1打集中していきました」と6番で3mを沈めバーディーを先行させると、7番でも1.5mに付け連続バーディー。この日最後のホールとなった9番でもピン奥から4mを沈め、3バーディー、ノーボギーで9ホールを終えた。
先週のツインフィールズレディーストーナメントの最終日に、いきなりイーグルスタートを決め、優勝争いに顔を出したが、後半崩れてしまった槇谷。「先週はセッティングも難しかったので、1打1打落ち着いていったつもりだったんですが、もう少し上にいきたかったです。今週もその気持ちで臨んでいます。地元だから声援はありがたいですが、だからって意識することなく、普段と変わらずいつも通りプレー出来ています。でも、そろそろ優勝がほしいですね」。
2014年にフンドーキンレディースでステップアップツアー初優勝を飾ってから約2年半。同期の谷河枝里子も2014年に初優勝を飾り、今年の九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメントでステップアップツアー2勝目を飾ったのが刺激になっているという。「谷河枝里子ちゃんの優勝はうれしかったけど、次は私って気持ちが強くなりました。でも、私サスペンデッド初めてなんですよ(笑)。どうなるか想像がつかないですけど、体力、気力が持てばいいかな。でも、まだ9ホールしか終わってないんですけどね」。地元の声援を胸に秘め、明日、ステップアップツアー2勝目に挑む。
関連ニュース & トピックス
- 2021.8.26
- 槇谷香が首位 すべてをプラスへ変えた
- 2021.8.25
- 最新情報ー山陰ご縁むす美レディースー明日へひとこと
- 2020.11.6
- 完全優勝 竹山佳林がステップ初V
- 2020.11.6
- 次戦へ-ひとこと【ダイクレレディースカップ】
- 2020.11.5
- 36Hノーボギー 竹山佳林が首位キープ