2017.6.3
条件は揃った 森田理香子、復活へ燃える
<Photo:Matt Roberts/Getty Images>
ヨネックスレディスゴルフトーナメント ヨネックスカントリークラブ(新潟県)2日目
復活の足音が聞こえてきた。現地ウェイティングで出場した2013年の賞金女王、森田理香子が久々に手応えを語った。「私のツアー初優勝は、2日間競技で、しかも3打差の逆転。また、振りだしに戻った。そう簡単にはいかないでしょうけど…」。10年の樋口久子IDC大塚家具レディスは、確かに今回と同じ条件だ。偶然とはいうものの、あらゆるファクターを、プラスにとらえることができることは、何物にもかえ難い。これまでにない、そうした能力を発揮したのは、やはり昨年のスランプを体験したからだろう。
「試合に出場できる幸せを今、感じている。口ではいっても、そういう状況になってみないと、わからないものです。きょうのような、寒さと強風のコンディションだったら、昔の自分だったらどうだったでしょう。きっと、ブーたれていたかもしれない。まだまだ、甘いところはあるけど、これまでのいろいろな経験を生かせたらいいと感じます」。心のこもった素晴らしいコメントだ。
同時に、闘争心もよみがえってきた。「あしたは、きょうよりもそよ風でしょう。きっとスコアの伸ばし合いになる。飛距離が私のアドバンテージになりそうだし、ということは、誰よりもチャンスをつくれると思う。だから、パッティングが、カギです。このコースは、勝ったことはありません。でも、最終日にスコアが伸ばせるイメージがある」と話した。苦悩は気づきのサイン。長い人生にむだはない。
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