1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. 初優勝に王手! 豊永志帆が首位タイに浮上

2017.6.16

初優勝に王手! 豊永志帆が首位タイに浮上

 2017年LPGAステップ・アップ・ツアー第9戦『ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の大会2日目が、長野県上田市の上田丸子グランヴィリオゴルフ倶楽部(6,325ヤード/パー71)で行われた。13位タイからスタートした豊永志帆が67をマークし、この日のベストスコアとなる65を叩き出した福山恵梨と並び、通算5アンダーで首位タイに浮上した。単独首位からスタートした安田彩乃は、スコアを1つ落とし、通算4アンダーの3位に後退した。(天候:晴れ 気温:25.6℃ 風速:1.7m/s)

 「スタートホールが一番難しいから大変。昨日も今日もセカンドがグリーンに乗らなかったけど、3mのパーパットを沈めることが出来た」と、難度1位の最難関ホールをパーで切り抜け、流れを引き寄せた豊永志帆。続く2番ホールでセカンドショットを80cmにつけ、バーディーを先行させると、7番でも3mのバーディーパットを決め、前半を34で折り返した。

 「ショットは、ここ最近良かった。でもショットがついてもパットが全然入らなかった。昨日お父さんに相談したら、“プレースタイルは変えない方がいい。強風で上位もあまりスコアを伸ばしてこないと思うからチャンスが来るまで我慢しなさい”とアドバイスをもらった。お父さんの言う通り、上位もスコアが伸びなかったし、上がり3ホールぐらいは風が強くなった」。その上がり3ホールまでに、さらにスコアを2つ伸ばし、17番でもバーディーを奪取。最終ホール前に、通算6アンダーで単独首位に立った。

 最終18番ホールは、打ち下ろしのパー3。「風が分からないなって思っていたんですけど、やっぱりモロに直撃しました(苦笑)」とグリーンを外し、最後だけボギーとしたものの、首位タイで2日目を終えた。

 2012年から2016年の5年間、毎年レギュラーツアーで年間獲得賞金1,000万円超えを果たしている豊永。今年はここまで、レギュラーツアー4試合、ステップアップツアー5試合に出場している。「今年はステップアップツアーに多く出場しているけど、セッティングが難しい。本当にレギュラーツアーに引けを取らないぐらい。同期の福山さんは、2回ぐらい一緒に回っているけど、凄く回りやすい。(安田)彩乃も同じ先生に教わっていたこともあるし、いい最終組になりそう。明日の1番ホールは、セカンド打ち終わったらグリーン上にいたいです(笑)」。キャリア十分の豊永が、ステップアップツアー初優勝に王手をかけた。

大会2日目 コメント集

福山 恵梨 (1位タイ:-5)
「9番で昨日OBを打っていたので、今日イーグルが獲れてメッチャうれしかった。最近の中で一番ぐらいにうれしかったかな(笑)。今日はセカンドで持つクラブも短かったし、ピンをデッドに狙っていって、2~3mに良くついた。明日も緊張すると思うけど、早く3勝目を挙げたいです」

安田 彩乃 (3位:-4)
「あんまり緊張せずにラウンド出来たんですけど、ショットが悪くてバーディーを獲れるチャンスになかなかつかなかった。後半はパッティングも悪くなったけど、風が強い中、上がり3ホールは持ちこたえることが出来た。16番でバーディーが獲れて良かったし、明日につながるプレーが出来ました」

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索