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2017.7.22

イーグルとエースを奪取 穴井詩が空中戦でVをかける

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第20戦『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会2日目が7月22日、滋賀県大津市・瀬田ゴルフコース 西コース(6,567ヤード、パー72)で行われた。この日は、好スコアが続出。66をマークした穴井詩が通算9アンダーで首位に立った。1打差の2位タイ、通算8アンダーは川岸史果、葭葉ルミ、成田美寿々、イナリ。(天候:晴れ時々曇り 気温:31.4度 2.7m/s)

 首位に立った穴井 詩は、今季初のイーグル奪取は1番。残り236ヤードの第2打を5Wで、ピン左5メートルに乗せた。「イーグルをとれたのは、素直にうれしい。でも、今シーズン、何度もチャンスがあった。しかし、パッティングが決まらない。実は、きのうも同じような感じだったけど、入ってくれなかった」と話している。そして、7番では、2015年のヤマハレディースオープン葛城大会2日目以来、試合では2度目のホールインワンを達成。「6Iで手前2メートルから2バウンドで、カシャーン。ばっちりと見えました」といい、「ただ、6番で池に入れてしまった。ホールインワンを喜ぶより、その前のボギーを反省しないといけません」と冷静にとらえている。

 そうはいっても、後半は4バーディー、ノーボギー。単独首位で最終日を迎える。昨年のゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント以来、通算2勝目のチャンス。「上位にいる選手が選手ですから…。スコアを伸ばさないと勝てないでしょう。最低で、あと5つは」と気合が入る。今シーズンは1Wの不調で悩み続けた。「ようやく、戦えると感じたのは、アース・モンダミンカップぐらいからです」とも。精度を高めるため、長さを45→44インチにした。加えて、シャフトをXにしたことで、よりハードに変更。

 「このスペックにしたのは、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップです。なじむのに苦労したけど、手応えが出てきた」と感触は上々だ。この日、ドライビングディスタンスを計測した9番が260ヤード、10番は261ヤード。「特にインコースは、フェアウェイが広いから安心して打てる」と分析。最終日は、葭葉ルミ、川岸史果と同組で優勝を争う。ツアーを代表する飛距離自慢が集結。猛暑の空中戦は見逃せない。

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