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2017.7.23

穴井詩、叩き上げの意地 思い出の滋賀で2勝目を飾る

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第20戦『センチュリー21レディスゴルフトーナメント』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)大会最終日が7月23日、滋賀県大津市・瀬田ゴルフコース 西コース(6,567ヤード、パー72)で行われ、穴井詩が通算11アンダーで、ツアー2勝目をあげた。1打差の通算10アンダー、2位は、ユンチェヨン。通算9アンダーの3位タイにペヒギョン、成田美寿々、川岸史果が入った。 (天候:曇り 気温:30.6度 3.1m/s)

 穴井 詩がツアー2勝目をグイッと引き寄せたのは、17番。残り83ヤードの第2打を58度で30センチにつけた。前週から使い始めたウェッジが、心強い味方に。バーディーとして、混戦から抜け出す。しかし、本人は状況を把握していなかった。「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメントでは、スコアボードを見ながらプレーして、自滅。だから、今回は全くチェックしなかった。16番で、つまらないボギーを叩いた後だっただけに、絶対にバーディーをとる。そんな気持ちで17番は、ティーグラウンドに立ちました」と振り返る。

 昨年のゴルフ5レディス プロゴルフトーナメントで悲願の初優勝を飾った。「2勝目、早かったのか、遅かったのか…。うれしいだけで、どちらかはわかりません。でも、初優勝の時よりも緊張した。調子が悪いから。ショットの不安など、いろいろあったからです」と打ち明ける。このあたりが勝負の不思議だ。とはいえ、同組で優勝争いをした川岸史果と、葭葉ルミは、「普段からよく話す2人。そのおかげで少しだけリラックスできたのかもしれませんね」。

 滋賀は、かつて研修生時代を過ごした思い出がある。「瀬田ゴルフコースは、ジュニアの試合が行われている。だから、他の選手からここを経験した、と話していた。私は初めて。開幕前、仲間外れになったような気分だった」そうだ。穴井はジュニアゴルフの経験がないたたき上げ。「富士スタジアムゴルフ倶楽部にいたのは、9年前。私が一番、練習をしていた頃かもしれない。朝5時のアプローチ練習から1日が始まり、キャディー業務。それが終わって個人練習の毎日でした。懐かしい。あの日々があったから、きょうがある」と懐かしそうに語った。

 「可能性を信じて、今年からスポンサードをしてくださったメーカーさんに応えることができた。また、父(幸二さん)に優勝した姿を見せることができ、本当に良かったと思います。昔は厳しかったけど、勝とうが負けようが生きていればいい。最近はそんな感じで、応援してもらっていますけどね」と続けている。最も難しいといわれる、ツアー2勝目をクリア。次なる目標を-の質問に、「3勝目です。それから、公式戦のタイトルも欲しい」と宣言した。飛距離とともに、勝負巧者のキャッチフレーズが加わるか。次週からのパフォーマンスに、ズームイン。

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