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2017.7.26

第2Rは日没サスペンデッド

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年度の女子プロゴルファーの資格認定の実技テスト『LPGA最終プロテスト』の第1ラウンドと第2ラウンドが7月26日、富山県射水市の小杉カントリークラブ(6,397ヤード/Par72)で開幕。前日の競技が悪天候の影響で中止となり、この日は7時から第1ラウンドがスタート。14時40分に第1ラウンドが終了し、沖せいらと立浦葉由乃が5アンダーで首位。1打差の4アンダーに新垣比菜が続いた。レギュラーツアーのアマチュア最年少優勝記録を持つ勝みなみは、1アンダーの15位タイ。引き続き行われた第2ラウンドは、OUTスタート12組、INスタート11組の計69名を残し、18時38分に日没によりサスペンデッドとなった。第2ラウンドを終えた36選手のなかでの暫定首位は、通算4アンダーの松田鈴英。暫定2位タイには3アンダーで坂下莉翔子、境原茉紀、井上りこの3選手がつけた。明日27日(木)は、第2ラウンドの続きと第3ラウンドが行われる予定。
28日(金)までの4日間72ホールを終え、20位タイまでの選手が、晴れて“女子プロゴルファー”としてLPGAの入会資格が与えられる。

LPGA最終プロテストの成績はコチラ


※LPGA最終プロテストは一般の方の観戦は出来ませんので、ご了承ください。

コメント集

沖せいら
「1ラウンド目はショットの調子が良くて、バーディーチャンスに付きました。1ピンくらいの距離のバーディーパットも全て入った感じでパッティングも良かったです。パー3で2段グリーンの下の段から打ったのが強く入ってしまって奥のカラーくらいまで行ってしまったのですが、返しの4mのパットが入って、あれで流れに乗れましたね。2ラウンド目は池に入れたり、深いラフに入ったりしましたけど、アプローチが良い感じでうまく寄ってくれました。レギュラーツアーで戦わせて頂いているおかげですね。ただ体力が心配で…明日も自分のショットがしっかりできるようにケアしたいです。今年は黄金世代と言われていますが、もちろん目標はトップ合格です」。

立浦葉由乃
「マネジメントが良かったと思います。2次テストの最終日に頭フル回転に使ってプレーしたらよかったので、マネジメントの大事さがわかりました。今日も脳みそをフル回転にしてやったのが良かったと思います。練習ラウンドでも1.5ラウンドをやっているので、全然平気です。残り37ホール、気が緩まないようにしたいです。自分との戦いですね」。

勝みなみ
「2Rは12番のティーショットに入るところまででした。11番はバーディー(通算4アンダー)です。パッティングが前半から全然入ってくれなくて…。ショットは第1ラウンドの前半は右に行ってしまいましたが、後半からはそのショットも良くなって、バーディーチャンスにもつけたんですが、決められなかったですね。それでも前半はパー5で取れました。緊張は全然なかったんですよ。組の雰囲気も良かったですし、同級生でもあったので、楽しく練習ラウンドみたいな気持ちで回れました。練習ラウンドでOBを打ったところがあって、そのホールに行った時にあえてOBを意識して狙うエリアを見ると、ホールを広く感じることができました。そういう見方をしていたらゴルフの調子も良くなってきました。2ラウンドも途中までなので、今日は今日、明日は明日と切り替えて、どう転んでも自分のベストを尽くすことができたらと思っています」。

新垣比菜
「中断時点で通算5アンダーです。朝、近くの練習場で練習してクラブを車に積んでトランクを閉めたら、カギを車の中に入れたままでドアが開かなくなってしまって…。貸しクラブでプレーする覚悟をしていましたが、何とかスタート10分前にクラブが届いて。スタート前からバタバタでした。それまでは貸しクラブでどうやってスコアをまとめようかと思っていました。クラブが届いて何かすごくありがたいなと思いました。凄く不安でボロボロになったらどうしようと思っていたので、5アンダーは貯金ができて良かったですね。(勝)みなみちゃんには朝来るのが遅かったねと言われたので、事情を説明しました。明日はアンダーで回れたらいいなと思います」。


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