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2017.8.18

不惑でワクワク 大山志保、Vを渇望

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

CAT Ladies 大箱根カントリークラブ(神奈川県)1日目

 強烈な思い出は何も、優勝ばかりではない。大会1日目、首位から1打差の2位タイの好発進を決めた大山志保は、こんなエピソードを語った。「好きなコースのひとつで、苦手意識はない。でも、2006年の大会の1日目、クラブ超過で4ペナルティー。おかげで、3週連続優勝の夢が消えました。何が何でも、と気合が入っていたから今、考えても残念。だから、いつかは勝ちたい」。

 そのいつかが到来しつつある。この日は4、5、6番の3連続を含む、5バーディー、1ボギーの内容だった。「ショットは前週までも、ずっと良かったから、あとはパッティングだけ。もう少し2、3メートルのチャンスが決まってくれればもっと良くなる」という。もうひとつ、「パー5で今日は、ひとつもバーディーがこなかった。しかも、18番はボギーだったし…。でも、欲をかいていいことはひとつもない。きっちりと段階を踏んでいかないといけないでしょう。ただ、これまでのパッティングとは違い、アドレスして構えた時に、入るような気がしてきた。たとえダメでも、次は入る。そんな前向きな姿勢でいられることが大きい」と表情は明るい。

 リオデジャネイロオリンピック出場から、1年が経った。「オリンピックを体験して、いろいろなプレッシャーに強くなった。故障があっても、これを乗り越えれば本物と思えるように。そういう強みを持てる自分を誇りに感じます。目標をもつことは素晴らしい。目の前の試合は当然だけど今季、残りの公式戦へ全力投球します」と話した。一方で今年5月、不惑を迎えたことに、「40歳になったら、年のことばかりをいわれる。そんな心配はいらないのに…。私としては、これからもっとやれる。そんな気持ちでいます。優勝争いのプレッシャーの中で戦うことは、本当に楽しい」。

 まさに不惑の境地だ。イボミ同様、試練を乗り越え、大山も強くした。

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