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2017.11.4

圧巻のシャンシャン 63で連覇を引き寄せる

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2017年LPGAツアー第35戦『TOTOジャパンクラシック』(賞金総額150万ドル・優勝賞金22万5000ドル)大会2日目が11月4日、茨城県小美玉市・太平洋クラブ美野里コース(6,608ヤード/パー72)で行われた。絶好のコースコンディションに後押しされ、好スコアが続出。63をマークしたフォンシャンシャンが通算15アンダーで、首位に立った。3打差の通算13アンダー、2位は鈴木愛がつけている。(天候:晴れ 気温:21.2度 風速:2.5m/s)

 連覇へGo! ムービングデーはこう戦う。フォン シャンシャンはそんな見本を披露した。1イーグル、7バーディーの大爆発。ところが、「調子はそれほど良くはなかった」と話した。「1番で8メートルのバーディー、2番が11メートル、3番も6メートルはあったでしょう。朝から、3ホール連続でバーディーが来たから、きょうはいいのかなぁ。そんな感じです。もちろん、ツキもあった」。

 そのプレースタイルは、まるで散歩を楽しんでいるからのようだ。スコアにかかわらず、感情の起伏がほとんどない。唯一、気迫がみなぎったのは12番のパー5。ティーショットでフェアウエイのど真ん中をキープした。残り217ヤードの第2打を3Wで打ち、ピン奥2.5メートルにつける。「きょうは、ティーグラウンドが少し前へ出ていたので、とても攻めやすい。本当は、第2打でもう少し左を狙ったけど直接、ピンへ向かって…。スーパーショットでした。パッティングのラインをしっかり読み、素晴らしいイーグルだったと思います」。これだけは自画自賛した。

 それにしても、今コースとは抜群の相性だ。また、日本のトーナメントで強い。どんな理由だろうか。「日本が好きだから」といい、「おそらく、私のスタイルに合っているからでしょう。フェアウェイが絞られ、グリーンが小さい。ショットの精度が私の武器」。とはいうものの、「どんな成績でも、私は結果を気にしていない。そのプロセスが楽しい」とさらりと言ってのけた。

 が、その直後から、急に態度がソワソワと。いい手応えを忘れないよう、練習へ行きたいのか、という意思表示か-。しかし、「トイレへ行きたいんです」。長々と足止めし、失礼しました。

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