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2018.3.8

それぞれの歓喜と憂い

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

 2018年LPGAツアー第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ』が3月9日、高知県香南市・土佐カントリークラブ(6,228ヤード・パー72)で第1日をむかえる。前日の8日は、プロアマ大会が行われた。

 主催の横浜ゴムと用品契約を結ぶ原江里菜が先週に引き続き、主催者推薦で出場する。「先週、調子は良かったのですが久しぶりの試合で体が上手く動きませんでした。今週も調子は悪くないですが、緊張すると思うので思いきりできたらいいです」と話した。
 奇しくも、一昨年の軽井沢72ゴルフトーナメント、所属先の主催する正念場で大会前日に虫垂炎を患うが強行出場。それにもかかわらず、通院しながら2日目には4バーディー、ノーボギーの68をマークし、見事予選を通過した。
 ホステスプロとしての重責を果たした時のように、どんなに体調がすぐれずとも結果がともなえばそれが自信につながるはずだ。

 一方、先週のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントで、一足先にホステスプロとして結果を残した諸見里しのぶは、3位タイに入ったことでツアー規定により今週の出場権を獲得した。「出場できることが幸せでラッキーに思います。ルールを作ってくれた先輩方に感謝です。初戦で良いスタートが切れましたので、出られる試合では上位を狙ってシードをとれるようがんばります」と1回目のリランキングでの上位を確実にし、余裕のある感想を語った。

 今週7日には、国立大学前期日程の合格発表が行われた。大学合格の一般的な電報文は「サクラサク」だが、大会会場のある高知県の高知大学では「クジラガツレタ」。

 先週、苦渋を味わった原と結果を得た諸見里は、今週「オオキナクジラヲツル」ことができるか。


鈴木 愛
「感じはあまり良くないです。先週はたまたま上手くいったけど、調子は普通か、あまり良くないです。上手く噛み合ったらスコアが出ると思います。相性の良い大会ですので、上位目指して頑張ります」

森田 理香子
「先週は試合勘がない状態での出場で100%を出せる感じがありませんでした。2週連続で出場させて頂けるのは、ありがたいです。ゴルフの流れですが、狙うタイミング、攻めるタイミング、守るタイミングをコントロールしたいです」

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