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2018.6.2

ガッツポーズ4連発 強い、大山志保が帰ってきた

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』大会第2日が6月2日、新潟県長岡市・ヨネックスカントリークラブ(6,422ヤード/パー72)で行われた。この日、久々の好プレーを披露したのは、大山志保。通算6アンダーで首位に立った。通算5アンダー、2位タイは石川明日香、木村彩子。(天候:晴れ 気温:21.3度 風速:1.1m/s)

 ガッツポーズ、4連発。大山志保の代名詞は、これだ。勢いを引き寄せたのは15番。6メートルのパーパットを気合ともどもカップへねじ込んだ。「きょう一番といえるようなストロークができた。考えてみれば、きのうの15番もチップイン・パーです。きょうも、自然にガッツポーズが出て、私は何をしたのか覚えていないぐらい夢中でした」と大興奮。

 首痛のために、不本意なシーズンが続いている。今季はこれが4戦目。体調も良好とはいかない。「今週は、首と背中が痛い。それに微熱が続いている。ゴルフ以外は、部屋で静養の毎日です。ただ、不思議なことに、ヨネックスカントリークラブで練習していると、思うようなボールが打て、パッティングの感触が日増しに良くなる。きのう、28パット、きょうが27パットです。やっぱり、気持ちの持ちようかなぁ」と説明した。

 大山のプレーは人をひきつける。41歳のカリスマだ。15番から最終ホールまで、どんどんギャラリーが増える。熱視線がスーパープレーを生み出す原動力。16、17番が5メートル、18番では、PWで残り96ヤードの第3打を1メートルにつけた。「バーディーをとるごとに、ギャラリーの皆さんがたくさんついてくださって…。17、18番と皆さんに応援していただいて最高の気分です。本当に感謝しています。心の底からうれしかった」と言葉が弾んだ。

 さらに、「今年のベストスコアを更新しました。中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン第2日に69が出て、きょうは68。本調子とはいえなくても、私は強い気持ちで技術面をカバーします。最終日も前向きにプレー。優勝争いでも、気持ちの面で誰にも負けない」と宣言。培った経験は、他の追随を許さない。復活と呼ぶには失礼かもしれないが、ツアーナンバーワンのガッツポーズを最終日、何度、披露できるか。勝利への執念を燃やす。

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