ＮＥＣ軽井沢７２ゴルフトーナメント　第1日目

　LPGAツアー第22戦、『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』（賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円）の第1日目が長野県北佐久郡の「軽井沢 72 ゴルフ　北コース」（6,583yard、par72）で開催された。

　天候：晴れ、気温：28.1℃、風速：2m。蒸し暑さが続く首都圏に比べ、強い日差しの中でも、心地良い風が吹く軽井沢72ゴルフ。お盆休みもピークを迎え、家族連れなど4000人を越えるギャラリーが、会場に訪れた。その大ギャラリーに応えるかのように、初日から熱戦が展開された。

　そのなか初日5アンダーとスコアを伸ばしたのは、先週の「アクサレディス」で2位と健闘した古閑美保、最近4試合で全てトップ10入りと好調の原江里菜、福嶋晃子の妹で自身のツアーベストスコアをマークした福嶋浩子、初コースながら飛距離を武器に7バーディーを奪った吉田弓美子の4人。通算4アンダーの1打差には全美貞（ジョン ミジョン・韓国）、イムウナ（韓国）、北田瑠衣の3人が続いている。またこの大会5勝目を狙う福嶋晃子は、通算3アンダーの8位タイと好位置につけた。

古閑美保（8バーディー、1ボギー、1ダブルボギー）
「今日はアイアンが良くて、1～2mにつけられたのが良かったです。アイアンに助けられました。12番のダボはついていなくて、もどかしい感じですけど、その他はいいですね。ドライバーがあまり良くないですけど、スコアが出るコースなので、そんな事は言っていられませんね」。

原江里菜（6バーディー、1ボギー）
「同組の2人（古閑、全）とも良いスコアだったので、自分も出していかないと、と思っていました。パッティングの調子は凄く良いわけではないですけど、ラインをうまく読めているので、打ちたいところに集中できました。大事なのは最終日なので、明日は最終組で回れるようなプレーをしたいと思います」。

福嶋浩子（6バーディー、1ボギー）
「昨日プロアマで久しぶりに6バーディーを獲って、1週間分の運を使っちゃったと言ってたんですけど、そのまま良い流れでいけました。姉とはいつか一緒の組で回りたいと思って、絶対頑張ろうという気持ちでした。姉は明日は伸ばしてくると思うので、私も追い越されないように頑張ります」。

吉田弓美子（7バーディー2ボギー）
「今日は出来過ぎかなと思います。でも最近ショットは自信があって、良い状態でこの試合に入ることが出来ました。スピン量を抑えるショットが出来るようになって、ピンに絡む回数も多くなりました。67は自己ベストタイなので、試合で出せて嬉しいです」。

なお、服部真夕が17番ホールで自身初のホールインワンを達成し、賞金100万円を獲得した。
明日のスタートは7:30（ＯＵＴ／ＩＮ）予定 。