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2018.9.22

水入りバースデー 佐伯三貴がまた魅せた

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 LPGAツアー第29戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)大会第2日が9月21日、宮城県利府町・利府ゴルフ倶楽部(6,534ヤード/パー72)で行われた。この日は降雨によるコースコンディション不良で、スタートは定刻から3時間10分遅れ。午後5時2分に日没サスペンデッドが決定した。18組51人がホールアウトできず、競技は22日へ持ち越しに。ホールアウトした中では、新垣比菜が通算4アンダーで暫定首位。通算3アンダー、暫定2位タイに菊地絵理香服部真夕が続く。
 また、未ホールアウト選手では4ホールを残し、通算7アンダーで佐伯三貴、1打差の通算6アンダーに葭葉ルミ(16ホール終了)、原江里菜(14ホール終了)、大江香織(13ホール終了)。(天候:雨のち曇り 気温:19.9℃ 風速:2.9m/s)

 この日が誕生日。佐伯三貴は、3時間10分遅れのスタートも冷静沈着だった。1番の第3打、いきなりチップインバーディーを。「監督(東北福祉大ゴルフ部・阿部靖彦氏)がご覧になっていたのでびっくりしました」と目を丸めた。第1日は、「33歳のいい締めくくりをしたい」が目標。その言葉通り、16番で8メートルのパーセーブを披露し、17、18番の連続バーディーでホールアウトした。

 となれば、第2ラウンドはさらに自信が増すはずだ。3戦連続の予選落ちがうそのように、14番まで4バーディー、1ボギーの内容で通算7アンダーとしている。さて、34歳になった気分はいかがかというと、「誕生日、最高ですね。まだ、終わっていないけど…。皆さん、ありがとうございます」とほほ笑み返しは、こちらまでうれしくなった。「きょうは、ちょっと早い気もするけど、久しぶりの優勝争い。適度な緊張感をもって、すごく楽しいラウンドができた」と話す。

 その上で、最終日へ向け、「私は気が小さい。でも、残りの1日、頑張りますよ。緊張を何かでカバーできたらなぁ」。ポツリとつぶやく。現在、優勝から遠ざかっているとはいえ、通算7勝の実績は見逃せない。経験を、あすのために積んできた。絶好のチャンス到来。活かさない手はない。

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