2018.10.13
三ヶ島かな なんとなく優勝争い
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
富士通レディース 東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県)第2日
終わってみれば、優勝も狙える首位と1打差の3位タイ。きょうはスタートから、パーを拾いまくった。そして、3つのバーディーを奪取。一時は首位タイに並ぶ。しかし、落とし穴は、パー3の17番。ティーショットがガードバンカーに入り、大目玉の大ピンチを迎えた。「過去、最高レベルの目玉。ボールが3センチぐらい埋まっていた」という。
あわや大叩きというシーンでは、テクニックよりもパワーである。「もう、力任せです」と打ったボールが、ナイスアウト。惜しくもパーを逃したものの、ボギーでおさめた。大事な終盤戦である。もっかの賞金ランキングは58位。「今年は序盤でインフルエンザにかかり、けがもあった。そういうことを考えると、去年よりは上手に稼いでいるかもしれませんね」とほがらかだ。
また、「調子は、めちゃくちゃ良いわけではない。ショットがピンへ絡まなくても、ちゃんとパーで上がれるところに打てた。考えてみれば、きのうの方が調子は良かったかもしれません」と屈託のない笑顔をのぞかせた。「不思議ですね」とひとことを添えて。ところが、不思議ではない理由もある。フェアウェイキープ率は今季、3位。飛距離は譲っても、精度で勝負している。最終日は、またとない初優勝のチャンス。「最終組ではないし、気楽にプレーできるかな」とリラックスムードだ。最終組は名うての勝負巧者の3人。ひと組前のアドバンテージを活かしたい。
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