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2018.10.15

ファイナルは京都 優勝牌・煌を目指して

<Photo:Ken Ishii/Getty Images> ※写真:2017年度優勝 野澤真央

 2018年LPGAステップ・アップ・ツアー最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が10月17-19日の3日間、京都府城陽市・城陽カントリー倶楽部(6,352ヤード/パー72)で開催される。今年から3日間競技となった今大会は、協賛企業を主体に組成された京都レディースオープン実行委員会との共催。6回目を迎える。

 前週の日台交流うどん県レディース ゴルフトーナメントで、ステップ年間4勝目をマーク。現在、ステップ・アップ・ツアーの賞金ランキングトップを走る河本結をはじめ、同ランク2位で2016年の覇者でもある上原美希、同ランク3位で今シーズン2勝をマークしている高木萌衣が揃って出場する。また、地力強化が目覚ましい脇元華、地元・京都府出身の永井奈都櫻井有希園田絵里子にも注目。108人が優勝を争う。いよいよ最終戦の21試合目。賞金ランキング1位に輝くのは、河本か上原か。

《アラカルト》
 2018年大会の優勝者へ『煌』と命名された優勝牌が贈られる。煌とは、きらめく、輝くという意味がある。キャップストーン型蒔絵の優勝牌は毎年、京蒔絵の第一人者で詩人の下出祐太郎氏が制作。大会直前まで作業を重ねるのは、きわめて手間がかかる作業と同時に「天高く世界へ羽ばたいてほしい」との願いを込めているからだろう。大会事務局も、「どんなものになるのか、私どもも、まだ目にしていません。(下出)先生がギリギリまで作業をしてくださっています。一生の宝物になると自負している」という。まさに、今季のステップ・アップ・ツアー最終戦にふさわしい。

 また、今年6回目を迎える大会は、協賛社が増えている。京都はゴルフのイメージが希薄。しかし、地域密着を図ることで、しっかりとしたゴルフ文化を根差す理念もある。コースのある城陽市は、Jリーグへ加盟する京都サンガFCのホームタウン。スポーツが盛んだ。

 そして、今回はギャラリープラザなどの施設がより充実した。地元の特産、梅をつかった食品など、逸品揃い。 

《ステップ・アップ・ツアー》
 昨シーズン、ロレックス・ランキングのポイント加算対象ツアー(※3日間大会・54ホールに限る)へスケールアップした。レギュラーツアーの出場資格を持たない選手、新人選手が対象で、18年も21試合を行う。賞金ランキング1位には、19年の第1回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場資格。2-5位にはファイナルQT出場資格、6-10位の選手と優勝者には、サードQT出場資格が与えられる。

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