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2010.10.10

SANKYOレディースオープン 最終日

アンソンジュがプレーオフを制し今季3勝目

 2010年度LPGAツアー第27戦『SANKYOレディースオープン』最終日が、群馬県高崎市の吉井カントリークラブ(6,559Yards,Par72)にて開催された。

 天候:晴れ、気温:24.7℃、風速2m。暖かい日差しが降り注ぐ絶好のコンディションで行われた最終日。大接戦の優勝争いを制したのは韓国のアンソンジュ。同じく韓国の朴仁妃(パクインビ)とのプレーオフを制し、今季3勝目を挙げた。3打差の3位には馬場ゆかりが入った。

 今季2度目のプレーオフを制し優勝を飾ったアン。「今は緊張していて、明日にならないと実感がわかないかも…」と照れながら勝利の感想を語った。前半だけで5バーディーを量産したアンは一気に首位へ浮上し、そのまま独走態勢に入るかと思われた。しかし、同じ最終組で回った朴が徐々に追い上げを見せ、最終18番で10アンダーと並ばれると勝負の行方はプレーオフへ。プレーオフ1ホール目、朴が3打目を池に入れてしまいボギーとしたのに対し、アンはきっちりパーでまとめ決着を付けた。

 日本の好きなところを質問されると「日本に来て、多くの方が親切にしてくれるし、笑顔で対応してくれる。そういったことが成績にもつながっていると思います」と感慨ぶかげに話したアン。この優勝で今季の獲得賞金1億円を突破。賞金ランキングでも2位との差を約4千万円と大きく広げた。「賞金ランキングを意識していないといったら嘘になりますが、でも、日本の最高のプレーヤーがいる舞台で勝ち抜いてきていることは嬉しいです」と謙虚に語るアンが、韓国人選手として初の賞金女王を目指す。

2位 朴仁妃
「(プレーオフ3打目の状況は?)正規の18番でバーディーをとったときと同じ距離だと思って打ったんですが、結果的にボールが先に行ってしまいました。ミスではありませんでしたけど、緊張のあまり強めに打ってしまいましたね。(流れがきているように見えましたが)これでプレーオフでの負けが2回目です。自分に失望したというか、残念だったと思っています。プレーオフに入るまでは内容が良かったので、そこはとても満足してます。今季、日本では2勝したいと思っていましたが、まだ1勝ですので、次はプレーオフまでいかずに決めたいと思います」。

3位 馬場ゆかり
「今週は入るラフが全部出すだけで、先週の女子オープンの復習ができていると思いました。韓国の選手は良いプレーヤーが多いですし、日本に馴染もうと頑張っている。私達日本人がもっと頑張らないといけませんね。(韓国勢の良さは?)まず小技が上手いですね。それにしっかり稼ごうといく気持ちが練習から伝わってきます。それが勝負強さにつながっている。いろんなプレッシャーがあると思うけど、それを強みにしているように思います。日本人選手ももっと稼ごうという気持ちを出さないといけませんね。私もそうありたいです」。

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