1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. Day 3~プラスワン 原 江里菜

2019.5.26

Day 3~プラスワン 原 江里菜

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)最終日

 大声援を受けてプレーした。ご当地、愛知・豊田市出身だけに、それはもう格別な大会だろう。今大会、初出場は2007年。19歳だった。当時の出場選手を調べると、意外なことに気がつく。今回、108人の内、07年も出場した選手は8人だけだった。100人が、入れ替わっている。どう映っていたのか。

 「世代交代は、勝負ですから、仕方がないと思う。あの頃、私たちはとても若かった。まさに、同じ経験でしょう。だって、それがなかったらゴルフ界は盛り上がらない。活性化につながらないでしょう。若い選手はたくさん練習をして、努力している結果だと思います。でも、負けてはいられない。若さをうらやむことはありません。今、できることだけを努力するだけですね」。

 今回は、通算8アンダー、10位タイだった。開幕戦以来、トップ10フィニッシュを果たしている。この日、気迫あふれる5バーディーは、まさに故郷への恩返し。さらに、存在感を示したことで、ギャラリーが歓喜した。「最後、ボギーは悔しかったけど、知り合いの方からたくさんの声援がありがたい。これからの励みになりました。多くのギャラリーから見られているから、緊張感がある。久しぶりに、すごく楽しかったです」と話す。

 前週まで、2試合連続の予選落ち。「調子は悪くないけど、スコアにつながらない。もう、なるようにしかならないという気持ちで臨んだら、パッティングが良くなった。要は、気持ちの持ちようということですね。でも、満足してはいません」と力を込めた。さらに、先輩へのメッセージも添えている。「(LPGAツアーは)何十年も前から、良い時も悪い時も、偉大な先輩たちが築き上げてきてくださった」。この感謝がツアーの隆盛を支えている。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

年を選ぶ arrow
月を選ぶ arrow
カテゴリ arrow
search検索