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2019.6.6

感謝を込め−大山志保は気炎万丈

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 2019年LPGAツアー第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が6月7日、新潟県長岡市・ヨネックスカントリークラブ(6,456ヤード/パー72)で開幕する。6日はプロアマ大会が盛大に行われた。

 日本一のガッツポーズが、再び-。ディフェンディングチャンピオン・大山志保は、「とにかく気持ちが大事です。1年ぶりにこのコースへ来て、去年は今年と比較できないほど体調がいまひとつ。それでも、優勝できたのは、勝つんだという、強い気持ちが支えたからです。今年もいいきっかけをつかみたい」と前向きだ。

 20代、30代、40代、各年代で今大会は優勝を果たした。同一大会で、この相性の良さは伝説ともいえるだろう。「コースが大好きですし、今年も柏崎の方々に大変、お世話になっています。また、新潟のギャラリーの皆さんの応援がパワーになっている」という。加えて、優勝者専用のカーパークもレジェンドの闘志を掻き立てた。「私、こういう体験がない。すごくうれしい。ヨネックスの皆さまも、あたたかく迎えてくださった」と感謝の言葉が続いた。

 今季のLPGAツアーは、黄金世代を中心に若手が席けん中。それだけに、ベテラン健在をアピールする絶好のチャンスといえよう。「若い選手が出てこないとツアーは盛り上がらない。(若手に)負けないというよりも、いい刺激ですね。私も若い時を思い出しながら、もっと積極的にいけたらいい」とかみしめるように語った。

 そして、「結果がでなくて、つらい時がある。だけど、ここで逃げたら、いつも逃げる人になってしまう。結果へ立ち向かい、しっかりと受け入れていくのが、私のスタイル」。言葉にしながら、再確認をした様子だ。ガッツポーズの数だけ、バーディーを積み上げる。炎をイメージさせるプレーが見たい。

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