復調ムードの葭葉ルミ　次戦はパッティングに注目

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ヨネックスレディスゴルフトーナメント　ヨネックスカントリークラブ（新潟県）最終日

　葭葉ルミが復調をアピール。2位タイでホールアウトした。「楽しかったです。久々に成績が良かったから」。ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ2位以来の好成績である。この日は、4バーディー、1ボギーの内容。安定感を示した。「調子は上がってきたと思う。このところ、1Wが振り切れなかった。今大会、ずっと心に言い続けたのは、第1打でしっかりクラブを振って、です。ちょっとした積み重ねがスコアに結びついたのでしょうね」と分析している。

　一方、どうしても抜群の飛距離ばかりが注目されているが、密かに猛練習を行うのは、パッティングだ。連日、クラブハウスを後にするのは日没後。コツコツと努力するのは、「最後はパッティングがモノをいう」からだ。確かに、あこがれの福嶋晃子は1Wだけではない。パッティングのうまさにも定評がある。「(ふくやカップマダムオープンで)レジェンズツアーへデビューです。スコアが気になって、かかさずチェックしていました。いつか、福嶋さんと同組でプレーできる日を夢見て、技を磨いていきます」と語った。

　それだけに、バーディーで終わった18番を、「イーグルをとりたかった。残念」。笑顔の反省会となった。