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2019.11.10

Day 3 プラスワン~ モーガン・プレッセル

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)最終日

 スタンディングオベーションが、スタートホールで行われるのは異質な光景。1番のティーイングエリアへ向かう、モーガン・プレッセルはレッドカーペットを歩いているかのような心持ちだったに違いない。「本当に感動的な体験でした。テンションがアップして、日本の皆さんへいいプレーを披露したい。そんな気分にさせてくださった」。

 何と、1番から5連続バーディーで感謝を表す。さらに、7-8番もバーディーで、前半を29の猛チャージだった。「6番も1.5メートルのバーディーチャンスだったけど、残念。前半、すべてバーディーをとれたかもしれません。そのぐらい調子が良く、日本のコースで2勝目ができるかも…。もっとも、いつ日本で優勝を飾ったのかを忘れてしまった」と、ホールアウト後も上機嫌。

 2010年、ワールドレディスチャンピオンシップで優勝。日本のファンは、キュートで気さくな、あの時を忘れていない。「きのうまで、あまり調子がパッとしなかった。でも、第1日から、ギャラリーの皆さんからたくさんの声援を頂戴しました。何年も来日していなかったにもかかわらず…。本当にうれしかった。日本のファンへ感謝をいたします」とメッセージを寄せている。

 大会期間中、観戦する子どもをみつけると、歩み寄って、サインやボールをプレゼントした。「親切ですね。私は感動しました」と水を向けてみる。にっこりと笑いながら、「わたしも子どもの頃、コースでスター選手から、サインをいただいた。とてもうれしかったことを忘れていません」。スターをつくるのは、スター選手だ。連綿と続く、スポーツ界の伝統である。

(メディア管理部・中山 亜子)

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