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2020.11.8

復調急 鈴木愛-24パットが示すVの足音

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

TOTOジャパンクラシック 太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)最終日

 パッティングの名手が復調のきっかけをつかんだ。ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛は7バーディー、ノーボギーの65。通算13アンダーの6位タイだった。「今年、1番いいプレー。ようやく優勝というものが、ちょっとずつ見えてきたかなぁ」。会心の内容に表情がほころぶ。

 序盤、2番のバーディーがその証だ。第2打、右足がバンカーにかかる難しい体勢だったが、残り83ヤードをPWでピン手前7メートルへ。強気のパッティングが決まった。「第2日も、10メートルのパッティングが2回連続で入った。5メートル以上が決まるようになり、気持ちがだいぶ楽。流れにも乗れてきた」という。改善点は、「カップへ入るポジションを意識した。フックラインは、カップの真ん中より右から入れるイメージ。スライスなら真ん中より左から入れる。それを練習して試合で試すと、タッチと、ラインの見え方が劇的に変化した」と解説した。この日は24パット。

 この日も1打に賭ける執念が見え隠れした。10番では第2打を、「最も外してはいけない」右奥へオーバー。しかし、絶妙のリカバリーでピンチを脱出した。「ボギーをたたかなかったから、これだけスコアを伸ばすことができました」。簡単にボギーを叩かない勝負強さもよみがえる。20年のJLPGAツアーは、残り3試合。「パッティングの不安がなくなり、あとは好調なショットが3試合持つかどうかでしょう」。ようやく、臨戦態勢が整った。

(オフィシャルライター・宮脇 廣久)

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