アース・モンダミンカップ　開催！

　2013年LPGAツアー第17戦『アース・モンダミンカップ』(賞金総額1億4,000万円、優勝2,520万円)が、6月27日(木)から30日(日)の4日間、千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズカントリークラブ(6,516ヤード／パー72)で開催される。26日(水)は、プロアマトーナメントが行われた。

　これがプロフェッショナルの本性！　各選手が異口同音、「やっぱり賞金が高いとモチベーションが上がります」とボルテージが上がる。そんな中、静かな闘志をみなぎらせていたのが、ディフェンディングチャンピオンの服部真夕。絵に描いた餅はご免とばかり、地に足がついた物言いが際立っていた。「確かに、去年の大会のいいイメージは、残っています。でも、それは頭の片隅に少しだけ残しておきます。今年は今年ですからね」。

　昨年の大会は最終日、最終ホールでイーグルを奪い、大逆転V。LPGAアワード・メディア賞のベストショット部門、最も記憶に残る一打にも輝いた。その相性のいい18番は、予選ラウンドは504ヤードで行われるが、決勝ラウンドでは距離を短縮。485ヤードとなる。「練習ラウンドでは、(第2打で)届く距離ではないと感じました。天気がどうなるか、とにかく1日、1日を大事にプレーします」。そうはいっても、コース内に展示されている優勝副賞の自動車「ポルシェ ニューケイマン」へは羨望のまなざしを送った。「去年は真っ赤なポルシェでしたから、白もいいなぁと感じました」。なるほど、スポーツカーがよくお似合いの女子プロだった。

　今季初の2週連続優勝を目指す吉田弓美子は、プロとしての矜持をのぞかせた。「去年のこの大会は、予選落ちでした。今年は、1年前に予選落ちした大会は絶対に予選を通過する、それがシーズンを通しての目標です」。その英気を養うため、24日はディズニーシーへ。「誰と？　兄です。本当ですよ。先週の優勝のご褒美で、自分へおみやげをたくさん買いました」と満面の笑顔。ただ、今大会のコースは得意とは言えない。理由は「グリーンが大きいから」。ただし、これからが吉田の真骨頂。「私は集中力が散漫だから、グリーンが小さい方がいい。うーん、それじゃ答えになりませんね。大きなグリーンはいい意味で視野が広くなる。これでお願いします。ポルシェが欲しいから、ダメだったら写真を撮って帰ります」。この適応力が、勝負どころの難しい局面でモノをいう？

 賞金ランク1位の森田理香子
「調子が上向いてきました。今週は4日間大会だから、安心感があります。攻めるゴルフ、守るゴルフとメリハリをつけていきたい。賞金?  私はお金に興味がない。でも、成績重視、1番になりたい」。

 出場99試合、予選通過連続記録がかかる横峯さくら
「予選を通らないと、上位へはいけません。でも、記録への意識はあまりないです。ただ、先週もそうだったけど、ちょっと凡ミスが…。調子は悪くないので自分のペースを守っていきます」。

大会最終日の6月30日（日）に、ゴルフ未経験・初心者の小中学生を対象とした『LPGAジュニアゴルフレッスン会』を実施いたします。当日会場にて先着順で参加者の募集を行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。

アース・モンダミンカップ　ジュニアゴルフレッスン会