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2013.10.11

スタンレーレディスゴルフトーナメント 1日目

“これだけ取れると気持ちいい”
服部真夕、4連続バーディーで単独首位

 2013年度LPGAツアー第29戦『スタンレーレディスゴルフトーナメント』の初日が、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6,540ヤード/パー72)で開催され、服部真夕が8バーディー・1ボギーの65をマークし、単独首位に立った。1打差の2位に大城さつき。3打差の3位タイには吉田弓美子ら7選手が続いている。(天候:曇り、気温:27.7℃、風速:4メートル)。


ギャラリーの皆様へ
会場には三島駅・裾野駅からのギャラリーバスでご来場ください。
また、ギャラリー駐車場は収容台数に限りがあり、満車時はご利用できませんのでご了承ください。


 「こんなにバーディーを取ったのは久しぶり。これだけ取れると気持ちいい」。この日はショットも去ることながら、パッティングが絶好調だった服部真夕。「3番、4番でバーディーを取ったのですが、1番、2番、5番も惜しいパット。しっかり打てていたし、気分的にも今日は行けるんじゃないかと思いました」と青写真通りのバーディーラッシュ。終盤に入り、14番でセカンドショットがピンを狙えずボギーとしたが、その後は勢いは衰えるどころか、さらに加速。15番から5メートル、2メートル、1.5メートル、8メートルと4連続でバーディーパットを沈め、一気に首位の座に躍り出た。


 「今シーズンはあまり調子が良くないので、今日こういうプレーが出来てチャンス。しっかりモノにしたいというのはあります」と早くも優勝宣言。師匠の岡本綾子からも「先週、アプローチの打ち方が良くなったと言われて。今まではあまり寄らずにイージーミスも多かったので、自信になりました」とお墨付きを貰った。「いままでちょっとマイナス思考でした。でもこれで吹っ切りたい。ショットが良かったので、アプローチは2回しかしていないですけどね(笑)」。備えあれば憂い無し。不安の無い今の服部なら、1シーズンぶりの栄冠を勝ち取っても何ら不思議はない。


 そして1打差の2位につけた大城さつき。「私、派手なガッツポーズとかはしないので」と本人も話すように、バーディーパットを決めても、ボギーになっても常に無表情でノーリアクションのポーカーフェイス。一見、目立たない彼女だが、誰よりも目立っているのがそのファッション。「昔から人と一緒が嫌で、泊まるホテルも注文する食事も、出来るだけ人と違うのが良い」という徹底ぶりで、プレー中は遠くからでも一目でわかる、ド派手なカラーの“コスチューム”に身を包み、常に異彩を放っている。


 この日は「かなり地味でしたかね。なんせ今週は寒いと思って夏用のウェアをあまり用意していなくて。これ去年のなんです」と本人としては、やや地味目のコーディーネート。それでも「先週は沖縄に帰って練習しようと思ったけど、台風で出来なくて。父の入院もあって1週間1回もクラブを握れず不安もあったけど、意外と真っ直ぐ行ってくれました」とショットが好調で7つのバーディーをマーク。“地味な”ウェアとは裏腹に、ド派手なプレーで輝きを放った。「明日はウェアも派手に行きますよ。病院のテレビ放映を楽しみにしている父のために、頑張っていっぱい映って、元気になってもらいたい」。明日の2日目もそのウェアと冷静なプレーに注目だ。

北田瑠衣 (3位タイ:-4)
「今日は風があったんですけど、その中で耐えてノーボギーで回れたのは嬉しいですね。(今日はご主人の姿も見えましたが?)3ヶ月ぶりぐらいですね。良いゴルフを見せたいという思いが、今日の結果に繋がったと思います」。

吉田弓美子 (3位タイ:-4)
「朝になって強風に大雨で本当にやるのって思っていました。昨日は3アンダーを目標にしていましたが、今日はアンダーパーくらいでいいかな…と。でも上位陣のスコアが伸びていたので、アンダーパーではダメだと思いました。(ここまで3勝を挙げているのは森田プロと、吉田プロだが?)まだ初日ですからね。明日からまた良いスタートができればいいと思います」。

岡村咲 (3位タイ:-4)
「今日は久しぶりに緊張のラウンドでした。出だし3連続パー。今日はしのぐ方が多いのかな…と思っていたところ、13番でバーディーが来てくれて。入るというか入れてやるという気持ちが強くありました。(残り2日間は?)順位を気にするというのではなく、アンダーパーを各日出していきたいですね」。

横峯さくら (10位タイ:-3)
「風は気になりましたけど、前半はラッキーなバーディーもありましたし、これだけ風が吹いている中で、アンダーパーならOKだと思います。(現在トップが7アンダーですが)悪い位置ではないと思います。明日もバーディー合戦になると思うので、しっかりやって離されないようにしたいです」。

森田理香子 (10位タイ:-3)
「(風は)前半から強かったです。後半は悪くなかったのですが、全体的にパー5はうまくいきました。後半もったいないミスもありましたが、悪いところはセカンドショットの距離感だけです。ここはスコアを伸ばしやすいコースなので、もっと上にいきたかったです」。

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