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2014.7.6

日医工女子オープンゴルフトーナメント 最終日

伸ばし合いの最終日
激戦を制したのは日本ツアー参戦1年目のジョンヨンジュ

 2014年度LPGAツアー第18戦『日医工女子オープンゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)の最終日が、富山県富山市の八尾カントリークラブ(6,454ヤード/パー72)で行われた。

 2位からスタートしたジョンヨンジュ(韓国)が7つスコアを伸ばし、通算17アンダーでツアー初優勝を飾った。2打差の2位には横峯さくら。5打差の3位に藤田光里が入った。首位スタートの若林舞衣子は76とスコアを落とし、通算8アンダーの11位タイに終わった。
(天候:曇り、気温:27.7℃、風速:2.7メートル)

 誰もが伸ばし合いになると予想していた通り、バーディー合戦となった最終日。守っていては勝てない、まさにノーガードの撃ち合いとなった激戦を最後に制したのは、日本ツアー参戦1年目のジョンヨンジュだった。

 文字通りバーディー合戦となった1日、最初に波を起こしたのはルーキー藤田光里だった。首位と7打差の5アンダーから「10アンダーまでいこう」とスタートしたが、出だしの1番Par5で自慢の飛距離を活かしイーグルを奪取すると、7番からは怒涛の4連続バーディー。一気に首位と1打差まで詰め寄り、優勝争いのセンターステージに躍り出た。


 6番までノーバーディーと若干波に乗り遅れていた横峯さくらが目覚めたのは7番Par4。セカンドショットを50cmのベタピンにつけ、この日初めてのバーディーを奪うと、こちらも藤田と同じくそこから4連続。首位を猛然と追い上げた。

 スタートから順調にスコアを伸ばしていたジョンヨンジュが、初めて単独首位に立ったのが9番Par5。単独首位からスタートした同組の若林舞衣子を7番でとらえると、前半最後のロングホールで、この日4つめのバーディー、日本ツアー参戦12試合目で初めてとなる優勝争いの最終日を折り返した。


 サンデーバックナイン、最初に脱落したのは若林。9番でこの日初めてのボギーを打つと、11番でもボギーを叩き、完全に波に飲み込まれてしまう。一方前半で怒涛のラッシュを見せた藤田も11番でボギーを打つと、そこから全くバーディーがとれない苦しい展開。最終18番で意地のバーディーフィニッシュとしたものの時すでに遅し、優勝争いは最終組2人のマッチレースとなった。

 お互いの息遣いまで聞こえてきそうな同組での争いだったが、勝負の分かれ目となったのは15番Par4だろう。バーディーチャンスにつけていた横峯に対し、ジョンのバーディーパットは下り8mの難しいライン。「入れようと思って打ったのではなく、距離感を合わせて打っただけです」というパットがホールに吸い込まれると、追い詰められた横峯はバーディーパットを外し勝負あり。「15番は入れたかったです。今日は本当に彼女のパッティングのスピードとグリーンが合っていました」とホールアウト後に勝者を褒め称えた。


 「ゴルフ環境がすごく良い、いつかこの舞台でやってみたい」とアマチュアの時から憧れていた日本ツアーで早くも初優勝を飾ったジョン。優勝インタビューでは「ギャラリーのみなさま。ほんとうにありがとうございました」と日本語で答えるなど、日本ツアーに早く馴染めるようにと努力をしている様子。「回転寿司が好きです。毎週1~2回は食べに行きます」とお気に入りの日本食も見つかったという。マグロが一番好きだというそんな彼女の目標は「優勝することができたので、次は賞金女王、そしてアメリカツアー参戦です」。群雄割拠の韓国勢。また一人怖い存在が現れた。

横峯 さくら (2位:-15)
「6アンダーで良かったことは良かったけど、優勝しか意味ないというスタイルだったので…。今日はフェアウェイを外したのは少なかったけど、セカンドショットが上手くいかなくて、前半の後半くらいで思い出して、それからは良かったですけど。3日間ボギーなしで終わっているので、そこは良かったと思います」。

藤田 光里 (3位:-12)
「満足ですね。イーグルスタートだったので、波に乗れたし、一日のスタートが良かったです。今週の目標は10位以内でした。10アンダーまでもって行こうと思っていて、ハーフでクリア出来ていたので、良かったです。(優勝までは)考えていなかったけど、一日攻めのゴルフをしようと思っていました。(目標の北海道での優勝は)諦めないで攻めのゴルフが出来るよう続けて行けばいいところにいけると思います」。

堀 奈津佳 (4位タイ:-11)
「最後入って良かったです。(良い誕生日に?)チャンスはいくつかあったけど、これが今の自分かなと。最後しっかり決められて終われたので、自分にとって良い形で終えることができました。もっともっとゴルファーとして強くなりたいし、ゴルフを見て楽しかったと言われるように頑張りたいです。(22歳になって)そんなに大きな変化はありませんが、少しずつ成長していければと思います」。

木戸 愛 (4位タイ:-11)
「一球入魂で3日間諦めずに落ち着いて粘りのゴルフが出来たので、良い1週間でした。好きなコースなので、そういうのも良かったのかなと思います。ティーショットを打って、残りの距離が自分の好きな番手が残っていたので、攻めやすかったです」。

葭葉 ルミ (4位タイ:-11)
「前半は全然入らなかったですね。読めていたけど、思った通りに打てなかったので…。気持ちが入り過ぎたのか、強く入って…。悔しいですね。後半はショットのキレが良かったので、ショートアイアンで狙えるところは取れたと思います。こうやって最終組の1つ前で優勝争い3回目ですが、毎回課題ばかり残るので、良い経験をしています」。

若林 舞衣子 (11位タイ:-8)
「9番のボギーが痛かったです。得意な距離の3打目をバンカーに入れてしまって、痛かったです。今日はティーショットも怪しかったし、練習で出るミスが出てしまいました。3パットもあったし、パットは打ち過ぎですね。でも打ててなければここまでの2日間もなかったと思うし、まだまだ課題がたくさんあります」。

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