東芝　電子デバイスレディースカップ　最終日

2008年度LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『東芝 電子デバイスレディースカップ』の最終日が千葉県市原市の富士OGMゴルフクラブ市原コースにて開催された。

　天候は曇り、気温18.5℃となった最終日。2005年にプロテストに合格した大谷奈千代が通算2アンダーとし2位に3打差をつけて優勝。2006年度の今大会以来ステップ・アップ・ツアー2勝目を飾った。1オーバーの2位には宅島美香。さらに1打差の3位には中園美香と本多弥麗となった。

この日6バーディー1ボギーの67で回った大谷は「ショットがずっと良くてほとんどパーオンしていました。勝負どころのパットが入った16番から18番が良いゴルフが出来ました」と笑顔で今日の好スコアを振り返った。昨年のQTではサードの80位とふるわず今季のステップ・アップ・ツアー3試合とも推薦での出場。「ずっと優勝を狙っていた。13番のチップインバーディーから優勝を意識しました」と話す大谷は続く14番、15番でもバーディーを奪う勝負強さを見せた。数少ないチャンスで優勝を決め『We Love KOBE サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』からのレギュラーツアー4試合の出場権を獲得。「昨年のレギュラーツアーの経験を生かして自分のゴルフが出来るようにしたいです」と今後の活躍に期待がかかる。