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2021.11.11

大会連覇へ挑む古江彩佳 勢いを味方に 

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第50戦『第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月12日、千葉県長南町・グレートアイランド倶楽部(6,741ヤード/パー72)で開幕する。11日は指定練習日。公式会見が行われた。
 今季の残り試合は、今大会を含めて3戦。優勝争いはもちろん、賞金女王などタイトル獲得、またシード権争いなど見どころが多い。

 現在、最も勢いがある。古江彩佳はディフェンディングチャンピオンとして臨む、今大会の公式会見で「なつかしいなぁ」と笑っていた。そして、「1年間、とてもはやかった」とも。

 ここ4戦で3勝をあげた。もちろん、安定感を売り物にしているだけに、「調子は変わらない感じです。まず、しっかり、予選通過。そのあとは上位争いができるように…」と、これまで同様のスタイルだ。

 第1日、賞金ランキング1-3位が同組になった。「(タイトルは)あまり考えない。集中です。でも、こういうペアリングでプレーできることは、すごくうれしい」といい、「稲見さんは、すごくお上手な選手です。(SNSで稲見が古江をうますぎる、とコメントしたことに)本当にうれしい。そしてありがたいと思います。小祝さんも含めで、そんな先輩方と競い合うことで、私もうまくなれる」と感謝のメッセージを伝える。

 一方で、自身の驚異的な追い上げ、勝負強さについて、客観的にみるとどうなのだろう。質問を受けると、ちょっと上を向いて、また正面を向き直す。「プレーオフなどへ臨むときもそうですけど、やるしかない-そういうふうにハラをくくると、すごく集中できる。そして、同組なら目前で実際にプレーするわけですから、状況などを把握しやすい。かえって、別の組などより、私はその方が好きです」。

 続けて、稲見を、「正確なショットで、ピンへボールを寄せ、(ショートパットで)軽くバーディーをとるタイプ」と言い表し、自身は、「パーオンして、ミドルパットがうまく打てた時、バーディーをとれれば上位にいる」と分析した。

 JLPGA新時代をけん引する2人は、もちろんライバルである。しかし、見えない火花を散らすようなことはない。お互いを認めながら、切磋琢磨する。第1日、スーパープレーの応酬を期待できそうだ。

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