いよいよツアー開幕！ 大会初の快挙を目指すO.サタヤに吉兆の予感

　2015年、LPGAツアーの開幕戦『ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント』（賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円）は6日から、沖縄県南城市の琉球ゴルフ倶楽部(6,529ヤード／パー72)で開催される。本戦前日の5日は、プロアマ大会が行われた。

　今年、28回目を迎えた今大会。その長い歴史の中で連覇を果たした選手は皆無だ。史上初の快挙を目指し唯一、挑戦権があるディフェンディングチャンピオンのO.サタヤは、「ここはタイにあるコースに似ているし、グリーンの感じが好き。空気がおいしいです」と、深々と深呼吸を。日本では開幕戦だが、すでに地元のタイでは、『SINGHA-SAT タイLPGA選手権』で幸先の良い優勝を飾っている。充実したオフを過ごした証明だ。

　「去年の反省は、スタミナ不足につきます。せっかく、いいポジションにいても最終日に崩れてしまう。ということは、持久力が足りないから」。もっとも不得手で嫌いというランニング量を増やし、チューブなどを使用し、インナーマッスルを鍛えることに特化した。「今シーズンは複数回優勝を経験したい。そのためには毎日、アンダーパーで回ること。これを1年の目標にします」。継続は力なり、だ。