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2022.9.16

後藤未有は伸び盛り 自己ベストで首位発進

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2022シーズン第28戦『第53回住友生命 Vitality レディス 東海クラシック』(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)が9月16日、愛知県美浜町・新南愛知カントリークラブ美浜コース(6502ヤード/パー72)で開幕。秋晴れの大会第1日、後藤未有が7アンダーで首位に立った。1打差の6アンダー、2位はイミニョン。5アンダー、3位タイで尾関彩美悠、申ジエなど5人が並んだ。ディフェンディングチャンピオンの西村優菜はイーブンパー、36位T。前週優勝の川崎春花は2オーバー、69位Tから巻き返しを目指す。

 プロ2年目の後藤未有がベストスコアを更新。7バーディー奪取の65と素晴らしいスタートを切った。しかも自身、10回目のノーボギーラウンドだけに秋晴れのような清々しい表情。その内訳は昨年3R、今年7R目とそれほどクローズアップされているわけではないものの、着実に地力強化が進行中の証でもある。

 「それほど、調子が良かったわけではない。ただ、あせりなどがなく、淡々と余裕をもってプレーできたというか、リズムが一定でした。スコアをつくるのは、最終的にパッティングがすべてですから」と、達観したように話す。

 それだけに、ピンチがなかったわけではない。「ショットが悪ければ、パッティングで取り戻さなければなりません。逆にパッティングが悪ければショットでチャンスを数多くつくることが必要。でも、それがミスを誘発する。その点、きょうはどんな時でも、まっ、いいか…。そんな感じでした。おかげでちょっとミスをした時でも、ボールが良い方に跳ねたりしたことが、余裕をもてた要因ではないでしょうか」と、振り返った。

 この日、午前7時30分・第1組のスタート。「起床は午前3時40分です」と、楽ではなかった。ただ、2番からチャンスをつかんだのだから、やはり三文の徳というものだろう。1.5メートルのスライスラインが決まった。続く3番は3メートル、4番が5.5メートルで、5番が2メートル。4連続バーディーなのだから、本当にすごい。

 そして、後半ではロングパットがさえる。10番、上りのスライスラインは12メートル、13番でも6.5メートルの下りフックラインをカップインさせている。なるほど、最後はパッティング-の言葉にうなずくしかない。

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 もっかメルセデスランキングは34位。次週は第2回リランキングが行われるが現在、5位でこれからのLPGAツアー出場権を、ほぼ確保している。そうはいっても、これで良し-ではない。「シードはもちろんだけど、それ以上に最終戦へ出場したい。優勝するか、ランキング30位以内をずっと目標にしてきた」と前置きし、「今回、優勝したい。でも、上位で終わることは最終戦へ向け、大きな一歩になるでしょう。残り2日間がとにかく大事です」と、気を引き締める。

 ニッポハムレディスに続いて、2度目の首位発進。「(最終戦の)宮崎は地元の福岡に近い。家族はもちろん。たくさんの皆さんが応援へ行くから、とおっしゃってくれました。ホテルの準備などもある。絶対に出場しなければならないと思っています」と加えた。

 余談だが、パッティングでややオープン気味に構えることが、最近のツアー選手では珍しい。「5歳の時、オープンにすれば体がこわばらないと教えられた。私、一度もスクエアに構えたことがありません」という。10フィンガーグリップとあわせて、我が道を行く個性の持ち主だ。

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