2015.3.22
突然の悲報。それでも全美貞は200%のプレーを披露
Tポイントレディス ゴルフトーナメント 若木ゴルフ倶楽部(佐賀県) 大会最終日
引き上げてきた全美貞は、「バーディーを獲られて負けたのだから、仕方がない。今日は200パーセント納得いくプレーができました」とサバサバした表情で振り返った。
ところが、その直後、大粒の涙が頬を伝わる。18ホールのプレー終了直後、突然の悲報を知らされたという。「ずっとお世話になった方が、急に亡くなったという連絡がありました。来日した時は、知り合いもいない。日本語も全くできない。でも、その方がずっと親切にしてくれた。できれば、勝ちたかった」と明かした。
なるほど、プレーオフに備え、通常なら練習を行うのが普通だが、全はクラブハウスでずっと戦況を見守っていた。必死に動揺を鎮めようとしたのだろう。勝負には、勝者がいれば、敗者もいる。しかし、この日のプレーオフは、2人に優勝を、と思えるほどの感動をギャラリーに伝えたに違いない。ゴルフは、引き分けがないスポーツ。勝負の厳しさを改めて思い知った。
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