V2へ自信満々　李知姫は相性と確率で勝負！

　2016年LPGAツアーの第2戦『ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）は11日、高知県香南市の土佐カントリークラブ（6,217ヤード／パー72）で開幕する。前日の10日はプロアマ大会が行われた。

　チャレンジ精神が全身に充満してきた。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会の開幕を前に、李知姫は改めて、「賞金女王を狙います。今回は、そのために優勝争いは然り、ぜひ、連覇を達成したい」と宣言。というのは、このコースに来ると、「すごくいいイメージが湧いてくる。それを体が思い出すのでしょうね。開幕戦は調子がいまひとつだったけど、やれそうな気がしてきた」と笑った。

　今オフは、フレッド・グリフィンコーチの指導で、米国サンディエゴで調整を行っている。テーマは、「賞金女王を獲得するために」。スイングなどを改造するのではなく、①100ヤード以内のショットに磨きをかける。②4~5メートル以内のパッティングの確率向上させることが、主眼だった。「成果はあると思います。去年はパッティングで、5回チャレンジして、2、3回の確率が、今年は3、4回にしたい。たいしたことではなさそうな気がするでしょう。でも、1年間の積み重ねは最後にモノをいう。タイトルを狙うには、そういうことが必要です」。プライベートでは今季、各地の名物を精力的に食べ歩くことも行う。「ゴルフだけではなく、楽しみもつくらないと…。先週、沖縄でいただいた豆腐料理、おいしかったですよ」と、うれしそうに話していた。