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2020.1.14

2020ルーキー特集 第1回 イ ソルラ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 2020年シーズンが、もうすぐスタートする。特に今年、1月1日からJLPGA会員となった92期生は、期待に胸をふくらませていることだろう。記録の残るツアー制度施行後の1988年以降、もっとも厳しい戦いを勝ち抜いてきただけになおさらだ。19年11月の最終プロテスト合格者は21人。総受験者数は647人で、実に30.8倍の難関だった。

イ ソルラ 1990年12月26日生まれ 韓国出身 

 最終プロテストでトップ合格を果たした。入会式では合格者を代表し、「毎日、プロとしての誇りを忘れない。そして、社会人としてファンの方々、大会を支えてくださる皆さまのおかげで、プレーができることを絶対に忘れません」と誓った。

 ソルラの名前の由来から聞いてみる。「カトリックの名前を本名にした。太陽という意味もある。両親は、明るく輝くような人になるように-という意味を込めたらしいです」と満面の笑顔で語っている。

 昨シーズン、TP単年登録でLPGAツアーへ初参戦した。32試合へ出場して、KKTバンテリンレディスオープンで8位タイが最高成績。ただ、ホールインワンを2回達成するなど、一発の勝負強さをアピールした。厳しい世界でもまれた経験は大事な、大事なLPGA最終プロテストで生きる。「本当にうれしかった。日本のツアーは練習環境、雰囲気、競技の運営がすばらしい。ツアーの一員として、戦えることを誇りに思います」と話す。

 ゴルフを始めたのは15歳。かなり遅い。というのは、「テコンドーに必死でしたから。でも、激しいスポーツで、叩かれたりすることが日常茶飯事です。そんな姿を見た父から、ゴルフはどうだと勧められ、転向することにした」と意外な過去を口にする。とはいえ、テコンドーではなかなかのものだったらしい。「全国大会で金メダルをとったことがある。もし、テコンドーを続けていたら、オリンピックで金メダルを目標にしていたでしょうね」。さらりと答えた。

 ちなみに、目標とする選手にはタイガー・ウッズをあげている。「目標というよりも、尊敬する人として書きました。世界中の誰でも知っているスーパースター。故障から再起して、マスターズでの優勝シーンが感動的です。限界などないことを教えてくださったような気がしました」と力を込めている。

 日本語を猛勉強中だ。「日本の方は、すみませんという言葉をよく使います。最初は謝罪の意味で使っているのかなぁと思ったけど、ひとつの言葉で複数の意味があることを知った。本当に難しい」といい、現在のお気に入りは、「おかわりください」。何とも愛くるしいキャラクターではないか。   

(メディア管理部・中山 亜子)

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