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2014.9.8

日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯 開催!

女子プロゴルファー日本一決定戦 いよいよ開幕!

 2014年度LPGAツアー公式戦『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が、9月11日(木)から14日(日)までの4日間、兵庫県三木市の美奈木ゴルフ倶楽部(6,645ヤード/パー72)で開催される。

 1968年に第1回大会が行われ、今年で47回目。日本の女子プロゴルフトーナメントでは、最も長い歴史を誇っている。

 今大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンで現在賞金ランキングトップのイボミをはじめ、今シーズン3勝を挙げている成田美寿々、申ジエ、今年ツアー初勝利を挙げ賞金ランキング5位につける酒井美紀、今季未勝利ながらも出場全試合で予選通過と抜群の安定感を見せる原江里菜、8月に3年振りの優勝を飾った上田桃子、前週の大会で今季初勝利を挙げた大山志保、昨年賞金女王の森田理香子など、LPGAツアーを代表するトッププレーヤーが勢揃い。

 国内女子ツアーでは最多出場人数となる、総勢132名の選手がメジャータイトルの栄冠をかけて競い合う。


 今季二つ目の公式戦。大会実行委員長の入江由香が常に話すのは、「メリハリをつけたセッティングをする」。このコンセプトは今大会も同じだが、「今回は元々、難易度が高いチャンピオンコース。ただ、ラフを伸ばし、グリーンを速くするだけではプレーしている選手、見る立場のギャラリーも興ざめになってしまいます。バーディーをとらなければいけないホール、パーセーブをしなければいけないホールなど、きっちりとメリハリをつけました。ただ、共通するのは、ショットの正確性でしょう」と解説した。

 意外な苦労話もある。「選手は、まず目から入るのが特性」。女子プロ日本一に輝く資格は、オールラウンダーでなければならない。今回は特に「視覚的な効果」も重視したという。「ティーグラウンドに立つと、コースが、ストレートに見えても、実際はドッグレッグしている。スタイミーになる木が、よりスタイミーに見えるように工夫を重ねました」。他にも、視覚的な効果を狙ったスパイスがコースの各所に配置されているという。さらには、「最終日、最終ホールまでハラハラドキドキさせるセッティングを行った」とも。

 18番の第1打は、打ち下ろし。そして、第2打が打ち上げとなるが、フラットなライからショットが絶対にできない。加えて、400ヤードのパー4という最後のカベが待ちうける。実はそのひとつ前、17番は350ヤードと距離が短く、フェアウエーをキープできれば、バーディーをとることが比較的、容易。獲るべきところで獲る。獲れなければ、優勝へ届かない-そんなシナリオが事前に書かれているのだ。優勝は15アンダーと入江実行委員長は予想したが、実際にプレーしたディフェンディングチャンピオンのイボミは、「私は10アンダーぐらいだと思っていました」。

 強い者が勝つのではない。勝った者が強い。そんなムードが漂う公式戦となりそうだ。

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