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2014.12.7

日韓女子プロゴルフ対抗戦 最終日

 『日韓女子プロゴルフ対抗戦2014』(賞金総額6,150 万円、優勝チーム賞金3,900万円)の最終日が、愛知県みよし市の三好カントリー倶楽部・西コース(6,495ヤード/パー72)で行われた。

 大会1日目のダブルスでリードを奪った韓国チームが、この日のシングルスも7勝2分け3敗と勝ち越しを決め、通算25ポイントを獲得して優勝した。巻き返しを狙った日本チームは通算11ポイント。記者投票により選出されるMVP賞は、韓国チームのキム ヒョジュが選ばれた。(天気:曇り、気温:6.9℃、風速:1.6メートル)

 途中経過を反映させた暫定ポイントでは、一時期4ポイント差までその差を詰めていた日本チーム。上田桃子も「後半ボードを見たら日本の選手が巻き返していて、ひょっとしたらひょっとすると思いました」と語ったように、全く勝てない試合では無かった。その感覚が選手全員にあるからこそ、日本チームは表彰式で悔し涙が止まらなかったのだろう。

 これで通算成績は韓国チームの7勝1分け3敗に。「この悔しさを誰よりも感じているし、自分にとってはシーズン以上の良い経験が出来たと思う」と語った上田の言葉が、チーム全員の気持ちを代弁しているはずだ。

森田 理香子 (+1:引き分け)
「(韓国選手の強さ)技術的なところは変わらないと思います。気持ちの部分があるのかもしれません。(オフについて)課題はずっとあるので、徐々に。12月はお休みして、1月から課題をきっちりやって開幕戦から違う自分になれるようにやりたいです」。

渡邉 彩香 (+5:引き分け)
「(初めての日韓戦)凄く楽しかったですね。チーム戦はほとんどないので楽しかったです。もっといっぱいあればいいのにと思います。(来季)メジャーを入れて複数回優勝したいです。海外の試合や予選会にも挑戦していきたいと思っています」。

大江 香織 (-3:勝ち)
「パッティングが良かったですかね。私は基本的にショットが好きで、パッティングが課題なんですけど、今日はフィーリングが良かったです。チームに貢献したい、他の人の足を引っ張りたくないという気持ちでやっていました。また出たいですね。出られるように頑張ります」。

穴井 詩 (+2:勝ち)
「ドライバーが曲がり倒していたので、そこですかね。(最後プレッシャーは)ありましたが、相手が先に池に入ってしまったので…。でも情けなかろうがなんだろうが勝ったので。チームに貢献という意味では良かったと思います。(来季の目標)複数回優勝です。もう複数回優勝にします。一気に行きます」。

原 江里菜 (-2:勝ち) 世界ランキング1位の朴仁妃に勝利し、敢闘賞を受賞
「個人としては良い1日になりました。(朴仁妃と)昨日一緒に回って、調子良くないと感じていたので、チャンスはあると思っていました。私も100%のコンディションではない中、そこをノーボギーで回れたのは評価したいです。(韓国との差)数字的にもそうですが、戦っている舞台も違うし、場数も違うし、勝ち負けに対するこだわり方が違いますね。(来季)勝つことに尽きると思います。そろそろ結果を残さないといけないですし、足りない部分を3か月間で明確にして開幕に臨みたいです」。

吉田 弓美子 (+4:負け)日本チームキャプテン
「昨日の時点で差がついていたので、巻き返さないとという強い気持ちでやっていて、みんなが攻めてくれた結果だと思います。それぞれの課題も見つかったと思いますし、来年は勝ち星をあげてくれる選手が多くなると思います。選手の持ち味が出た組と、出にくかった組があったので、私の采配だし責任を感じました。良いところを出していけたら絶対かなわないことは無いと思います」。

アン ソンジュ (リザーブ)  韓国チームキャプテン
「(今日はプレーせず見守る立場で)みんな頑張ってくれたからありがたかったし、昨日より寒くなかったので安心して選手のプレーを見ていました。スタートではゴルフは最後まで何が起きるか分からないスポーツだから、最後まであきらめないように頑張ってきてと声をかけました」。

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