ゴルフ人生が凝縮された今大会。誰よりも優勝を渇望しているのは上田桃子だろう。「2007年、優勝して賞金女王、それから13年はシード復帰を決めた。この大会とは、とてもご縁がある。でも、うれしいこと…
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我慢を自覚していても、ストレスは体内に充満するものだ。鈴木愛は、「ドライバーショットが急に暴れ出した。アイアンの精度が悪い。だからグリーンに乗らない。もっと悪いのは、パッティングが決まらな…
成田 美寿々（5位：-7）
「パッティングは良い状態を保っているんですけど、状態が日替わりになっているので修正していきたいですね。（明日は）首位に独走されていますので、プレッシャーをかけられる…
7バーディー、ノーボギー。会心のラウンドにイ ボミがほほ笑んだ。「私にとって、初めての福島県での試合。いろいろなことがあったけど、今、私にできることは、いいプレーを見せることだと思った。皆さ…
3打のビハインドを追う。渡邉彩香は最終日、渾身一滴の勝負を賭ける。「(首位の)ボミさんは賞金女王。プレーを見ていても、上手だなぁ、と感じます。だから、3打差は結構、遠い」としながらも、「今シー…
上田 桃子（5位：-7）
「スーパーショットやロングパットが決まったというのはなかったんですけど、コツコツとバーディーを獲っていけました。福島の大会は3年ぶりで、なかなか戻って来ることができない…
成田美寿々の持ち味は爆発力。しかし、そのスタイルにはボギー覚悟というリスクもある。この日は、とにかく満足そうだった。レギュラーツアーへ参戦し、通算24度目の、ノーボギーラウンド。
アイアンレディ―・表純子。気力、体力もさることながら、精神面の強さは強じんだ。あれから1年－。昨年の今大会、最終日(11月23日)、母チエ子さんが心不全のために亡くなった。早朝、その訃報が届いても…
それは、オレンジ・マジックだった。トーナメントコースの65を叩きだした渡邉彩香が好調の要因を、「今週、届いたドライバー」と明かす。クラブヘッドがオレンジ色。これは渡邉からのリクエストだったと…
プレー中の選手心理は、実に複雑だった。6バーディー、ノーボギーの66をマークした鈴木愛。加えて、単独首位となれば気分が悪いはずはない。ところが、笑顔を浮かべながら、ラウンド中、心中は穏やかでは…
